寸法や形状を高い精度で実現出来るため、パターンによる光の屈折、拡散を忠実に再現させるなど、精度を求める製品に適しています。

ダイレクトプレス製法：メルティングプレスとも言い、製造プロセスが効率的なため大量生産に向き、1個当たりの生産コストを低く抑えられるメリットがあります。
φ300程度までの大きさが一般的ですが、φ550などの大型成形品なども可能です。

リヒートプレス製法：ダイレクトプレス製法では出しにくい形状にも対応できます。
泡・スジなどの欠点がほとんどなく、形状的に反りが少なく、φ100mm 、厚さ30mm位までで、ダイレクトプレス製法よりも、金型も非常に安価で少ロット生産が出来ます。

形状、深さなどをお聞きした上でご提案させていただきますので、まずはご相談ください。

吹きガラスは少量多品種への対応が可能です。
肉厚がそれほど必要ないものに向き、金型製作費も安価になります。
職人の手作業によって作られるため、一つ一つが独自の特徴を持っています。 ご要望に応じて、複雑な形状や色、パターンを実現することができます。

吹き込み製法：金型の模様でデザインを表現できます。
廻し吹き製法：パートライン（金型割り線）が出ません。

硬質ガラス、並ガラス、クリスタルをφ10mm～500mm程度まで成形できます。乳白、色ガラスにつきましては、別途ご相談ください。

無機質であるガラスの特性を生かし、対候性が求められる屋外設備での活用事例が数多くあります。安全性を高めるため、飛散防止加工を施すこともできます。

理化学実験用の試験管やビーカーなどにも用いられる、耐熱性能が高く低膨張のガラス管を膨らませ、穴開けや溶着・曲げ・切断・バーナー加工などを組み合わせて様々な形状・サイズのものを作ることができます。

形状によってはガラスの内側にさらにガラスを溶着する二重形状も可能ですのでご相談ください。

研磨しないレンズやリヒートプレス、硬質非球面レンズ、プリズム加工品などに多層膜を施すことで、コストを抑えた光学ガラス製品を製作します。

光を屈折、拡散させて効果的なライティングを作り出すスプレッドレンズや ディフュージョンレンズ、フィルター、生鮮食品を鮮やかに見せる特殊光学レンズやフィルターなど様々なものがあります。
薄膜技術による光学的なガラスフィルター、ミラーの光源の色を変化させる設計など、数多くの光学薄膜処理の実績からご提案します。

強化ガラスは、破損した際バラバラになることで、ケガを防ぐことから、安全ガラスとも呼ばれます。
強化と同時に印刷加工もできるので、ランプイメージを隠すこともできます。
また、ソーク処理設備を備えた工場で生産することで、硫化ニッケルによる自爆を低減し、市場に出さないように努めています。

加工例）
段付ガラス加工：一枚の板ガラスを加工し、段付きガラスを成型します。φ20程度や角型の加工・納入実績があります。
AG（アンチグレア）加工：薬品の濃度と時間の調整によりガラスの表面に微細な凹凸を形成し、防眩性を持たせ、ニーズに合った透過率でご提供いたします。
ノンスリップ加工：ガラス表面に突起物を焼き付け、防滑性能を備えさせます。
スプレッドレンズ：ローラーに型模様をつけて製作し、拡散やスプレッド効果を生み出します。

ガラス食器やシャンデリア等に用いられる透明度の高いガラスを、研磨加工します。
カットや彫刻によって独自の模様やパターンを作り出し、光をより効果的に拡散させ、 美しい反射や屈折を生み出すことが可能です。